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新刊情報『サバイブのための歩法 システマ・フットワーク』発売決定&イベント情報!

登場以来、日本武術界の注目を集めるロシアン武術システマ。その最新刊『サバイブのための歩法 システマ・フットワーク』が今月中旬発売されます。

著者はWeb マガジン コ2【kotsu】でも「システマ随想」を連載中の北川貴英氏によるもので、本格的なシステマの技術書は『システマ入門』(BABジャパン)、『システマ・ストライク』(日貿出版社)に続く三冊目となります。

今回のテーマはタイトルにもある通り「フットワーク」=「歩法」です。

「敵より遠く、我より近く」とも言われる通り、歩法は「武術の要」とも言われる一方、技術的に歩法に特化して学ぶことは少ないところでしょう。

それには様々な要因があるのでしょうが、多くの場合、「打つ・蹴る・投げる・制する」といった具体的な格闘技術が学ばれる半面、実際にそうした格闘が始まる前の重要な場面で、

如何にして自分の身の安全を確保しつつ、有利な状態で相手にアプローチするのか?

その為にはどこへ身を置くのか?

もし多敵の場合はどうするのか?

あるいは相手が武器を持っている場合は?

など、考慮に入れる要素が多い歩法は、教える側、学ぶ側、双方にとってもどこから手をつければ良いのかも分からないことが要因と言えるようです。

その結果、重要であるにも関わらずあまり学ばれることがないまま、最終的には修行者それぞれのセンスや工夫に拠るところが多いのではないでしょうか。

本書では、この「盲点」とも言える「歩法=フットワーク」に対するシステマ的なアプローチを著者である北川氏により、可能な限り分かりやすく基礎から実践までを解説して頂いています。

武術に取り組むなかで必ずぶつかる、

「なぜ先生の攻撃が当たり自分の攻撃は当たらないのか?」

をはじめ、

「どうして先生に前に立たれただけで負けた気がするのか?」

「なぜ先生の動きはゆっくりなのに追えないのか?」

「最初から勝っているという現象はなぜ起こるのか?」 といった、うまく人に説明できない疑問に対するヒントがこの一冊に詰め込まれています。

「最もベーシックで、一番マニアック」

そんな本です。

(from 編集人)

A5版 255頁 1,600円(税別)2015年12月18日発売予定

ISBN 978-4-8170-6011-2

○書泉グランデで発刊イベント開催!

本書の発刊を記念して、12月15日(火)19時より、東京・神保町書泉グランデさんで著者・北川貴英さんによる講演を行うことが決定しました。

当日は武術研究家の中島章夫先生をお招きして「歩法」をキーワードにして対談を行うほか、18日の一般発売に先立ち本書の先行販売を行います。(希望者はその場で北川さんによるサインを入れてもらえます)

受付は12月4日より開始、定員30名となっていますので、お早めにお申し込みください。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

・書泉グランデ イベントページ

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