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08.その後のヒモトレ 2014.8.30

 

 

小関 勲 先生

ご無沙汰しております。
小関先生のおかれましては、ヒモトレやバランスボードの講習会などで日本中を走り回っておられることと思います。
多くの方が、ヒモトレに出会われて体の動きの改善が進んでいることでしょう。

さて、今年の夏も子どもたちの体の動きの研修会の指導に行ってきました。
身体の不自由な子どもたちをはじめ、いろいろな子どもたちと関わりました。
その中で、ヒモトレを様々な場面で活用させていただきました。
小さな変化から大きな変化までたくさんありました。
子ども本人のみならず、関わる先生や見守る保護者の方々が変化を実感していました。


やはり、片まひの方への効果は大きいと感じました。
動きにくい方が動きやすくなり、歩行などで見た目で変化がわかりました。
たすきがけや胸に巻くことによる呼吸状態の変化も大きかったです。
地域によっては、子どもたちへの関わりがまだ十分でないところもあります。

そのようなところでは、ヒモトレは取組みやすいいい方法でした。
子どもたちへの指導では、すぐにはできないスキルの必要なものが多いです。
その点、ヒモトレは誰もが取組みやすい方法です。
保護者の方々も、教員と同じことはできないが、ヒモトレはできると強い興味を示していました。
笑い話になりますが、ある地域では地域内のお店からヒモが消えるくらいでした。
保護者や先生方が、たくさんヒモを買いにいったようです。
勉強会の最終日には、校長先生や教育委員会の先生方までたすきがけをして閉会式に出るという状況でした。
ヒモトレの可能性を強く感じた夏となりました。

また、今週は大学の集中講義の中の1コマでヒモトレの実践を学生に紹介しました。
大学生も興味を示し、講義中も膝にヒモをまいて講義を受けていました。

2学期も、ヒモやボードを活用した授業を進めていきたいと思います。
小関先生に香川に来ていただいて、直接子どもたちに関わってもらうのが今の願いです。
それの実現に向けて、日々の実践を進めていこうと思います。


ヒモトレの別冊、きれいにできていて驚きました。
本に出ている子どもたちの保護者も、自分の子どもが載っているととても喜んでいました。
いい機会を提供していただき、本当にありがとうございました。

今後とも、ご支援をよろしくお願いします。

 


藤田 五郎

 

 

 

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